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2009年5月27日 (水)

【7】応援王国の中の早大本庄応援部

18期生 高田 温さん

埼玉県は応援文化が活発です。歴史ある高校が多いからでしょう。
「バンカラ」という表現が相応しい応援団が多数存在します。

中でも第一尋常中学校時代からの歴史を持つ浦和、川越、春日部、熊谷、不動岡、松山高校は応援エリート校で小生が学生の頃は憧れすら感じたものでした。(最も現在は各校とも人数は減ってしまったが。)
早大本庄応援部は私で第14代。歴史は18年の新しい応援部でした。
歴史が浅かった分「自分たちで歴史を作っていく!」と意気込んでいたのを覚えています。

埼玉県の有名どころの応援団、部は以下の様子。あくまで筆者の私見ですが・・・

浦和高校
ザ・バンカラ応援団。湘南高校との定期戦には団長は自転車で戦場(神奈川)へ。
文化祭後夜祭の「遠き日」の大合唱が有名。

川越高校
卒業生が早大応援部OBにおり、指導を受ける。曲は早稲田メイン。団旗礼に特徴があり振幅の大きい「昇り龍」という技は見る者を圧倒させます。

春日部高校
慶応応指に指導を受ける。スマートな応援を繰り広げる。早慶に進学する者多し。

熊谷高校
文化祭ステージ「勝利の伝統」が有名。高下駄、学帽、マントと古風な出で立ち。
生徒からの信頼も厚く文化祭の引退式では全校生徒が涙する。最も大きい団旗「紫雲旗」は畳18大で日本最大級。

不動岡高校
唯一の共学校。そのためやや迫力にかけるが華やかさがあります。

松山高校
おそらく日本でトップの団員数を誇る(30人前後)。かといって烏合の衆ではなく全員が応援団に憧れて入団しているので高い気合い、技術を持つ。少年チャンピオンで巻頭特集が組まれたほど。野球では圧倒的な人数にものを言わせ全校一帯の恐ろしいまでのド迫力応援が見られる。こちらも団長交代式は後夜祭で全校生徒が見守る中行われ、涙の引退式となります。

我らが早大本庄
早稲田大学の流れを組みながら埼玉県独自の気合いエッセンスを注入。
校歌は大学と同じだが、紺碧の空のリーダーテクは本庄独特の迫力があり、学院OBは「大学応援部の紺碧では物足りなさを感じる」こともあるよう。
応援はもちろん、新入生歓迎、体育祭、稲稜祭と活躍の場も多く筆者は学院生からの支持も厚いと感じています。

共学化もあり現在早大本庄応援部員は4人ほど。しかしチアリーダーも出来て応援には厚みが増しているのではないでしょうか。現在は高田と2つ下の浅見君がコーチとして技術指導、精神指導を行っています。

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