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2009年6月

2009年6月24日 (水)

【11】都の西北 大久保山

2期生 田村 利光さん

留○生
『島田、ここか。』
『そうらしいな、天野。』
入学初日。初めてのホームルーム。全員が初顔合わせ。学ランのカラーのホックまで締め、どことなくぎこちない動きで長いすに座る。
そんな中、少し遅れて、第2ボタンまで外し、Yシャツの下のカラーTシャツまで見せて、あの2人が教室の入り口に立った。シーンとした教室にガムをくちゃくちゃ噛む音を響かせながら、かかとのつぶれた靴を引きずるように入ってくる。
そう、これが噂に聞いた留年生だ。
ただの不良でも、ただの年長者でもない、初めて遭遇する人種。彼らにしてみれば、集まり散じて人が代わった日。
私にとっては、本庄生活のスタート。

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2009年6月17日 (水)

【10】本庄高等学院、それは山の学校 そして今

23期生 伴 卓さん

他の人より少し長かった高校生活を終えてもう3年目になる。そんな自分もついにリクルートスーツに身を包み企業の説明会に足を運ぶ。一方で、最近はOBの方々と会う機会も少しずつ増えている。まさに光陰矢の如し。自分の過去を振り返った時に感じる速さと、毎日を過ごすことの速さの差が、少しずつではあるが狭まってきているように感じる。そんな時間の推移の中で、紛れもなく本庄高等学院時代は私の財産である。

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2009年6月10日 (水)

【9】学院を卒業して25年が経つ。

1期生 岡崎 吉宏さん

開校当初は校舎も食堂も未完成で体育館もなかった大久保山に、国の内外から集った個性溢れる男達との学院生活は、本庄原人である僕にとって、異次元の扉を開けたように新鮮であった。学院でしか得られない青春が確かにあった。生徒も先生も地域にも、ゴツゴツとしたエネルギーが満ちていた。

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2009年6月 3日 (水)

【8】学院の変化@17期

17期生 山本 洸さん

学院の(あるいは学院生の)どんなところが変わったとか変わらないとか、またその是非についてなど、これまでのエッセイの中だけでもすでに何度か話題にあがっています。17期の僕から見ても、今の学院生とはもう10年も離れているわけですが、やはり「変わった」と思うところが多々あります。
ただそれはこの10年に限った話ではなく、たぶん僕の10年前の先輩方が僕たちの頃を見ても「変わったな」と思うのでしょうし、今の学院生が10年後の学院を見てもきっと同じことを思うのでしょう。

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