2009年6月24日 (水)
【11】都の西北 大久保山
2期生 田村 利光さん
留○生
『島田、ここか。』
『そうらしいな、天野。』
入学初日。初めてのホームルーム。全員が初顔合わせ。学ランのカラーのホックまで締め、どことなくぎこちない動きで長いすに座る。
そんな中、少し遅れて、第2ボタンまで外し、Yシャツの下のカラーTシャツまで見せて、あの2人が教室の入り口に立った。シーンとした教室にガムをくちゃくちゃ噛む音を響かせながら、かかとのつぶれた靴を引きずるように入ってくる。
そう、これが噂に聞いた留年生だ。
ただの不良でも、ただの年長者でもない、初めて遭遇する人種。彼らにしてみれば、集まり散じて人が代わった日。
私にとっては、本庄生活のスタート。



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