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2011年7月13日 (水)

【56】修学旅行(北京)

10期生 秋本 浩良さん

出張でシンガポールに行ってきました。
仕事上海外に行くことは、めったになく2年ぶりの海外出張でした。
初めてシンガポールに行ったのですが、街はきれいに整備されており、日本と変わらない印象を受けました。
お客さんの関係もあり、ホテルは某携帯電話会社のCMで流れている屋上にプールがあるホテルに泊まりました。
あのホテルに宿泊している時点で本当に仕事?と疑う人も多いのですが、本当に仕事だったとことを強調しておきます。

このホテルは客室数が2000室以上あり、ロビーフロアーはかなり広く、多くの人でごった返していました。そこでの光景に少し衝撃を受けました。
シンガポールは中華系の人が多いということがあるとは思いますが、フロアーに来ている観光客のほとんどが中国人なのです。
話を聞いたところ、ホテルにくる中国人の多くが北京・上海からきているというのです。
見たところ日本人は数えるほどしかいません。
正直、私の中の中国は、あの修学旅行の北京で止まっていましたので、本当に中国は変わったんだなぁとしみじみ感じてしまいました。

私が修学旅行で北京に行ったのは1993年で、天安門事件から4年後くらいのちょうど中国が成長し始めたときだと思います。
街はそれほど整備されておらず、高層ビルなどもありませんでした。中心地を少し離れると道路は舗装されておらず、ホームレスっぽい人たちがうろうろしていたとのをものすごく覚えています。

修学旅行自体は、みんなでワイワイ楽しく過ごし、夜中騒いで、昼の移動は寝ていたというダメダメな感じでした。
さらに、英語が苦手な私は、北京大付属中学の生徒との交流も漢字を書いて何とか意思疎通を図るというごめんなさいな展開。

ただ、楽しかったことだけは間違いありません。いまだに仲間と集まったときにあの時の北京は・・・という話題がよく出てきます。良くも悪くも思い出は多い。
もうあれから20年近くが経ち、私自身の考え方や物の見方も変わってきています。
せっかく当時の北京を見させてもらうという貴重な体験をさせてもらったので、是非とも今の北京を訪問し、当時との変化を身も持って感じたいと強く思った出張でした。

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