2011年8月10日 (水)
【60】学院生はいつまでも学院生
26期生 保坂 昌志さん
私は現在大学二年生になりまして、早くも本庄高等学院ではOB二年目を迎えました。
正直、学ランを着て毎朝、東京駅と本庄早稲田を新幹線で往復していたころから、二年もたっているとは思えず、さらに言えば大学では、どちらかといえばまだ後輩、下の学年であるという意識の方が強いため、ついこの間までそんな意識はありませんでした。
しかし先日、本庄高等学院の野球應援に行ってきたのですが、自分が三年生のときに入部してきた後輩たちが、三年生で最上学年になって後輩たちを引っ張っている姿を見て、あらためて自分もOBなんだなぁと実感し、その姿に喜びを感じました。
また、自分の中では大学生活は学院生活の延長で、まだ学院生であるくらいの気持ちでいたのですが、現役の二年生以下のほとんどの学院生にとってみれば、私はただの大学生に見られるのだと思うと、少しさみしいような気もいたしました。
さて、「学院生はいつまでも学院生」とタイトルにもありますが、はたして私は本当にいつまでも学院生でいられるのでしょうか。学院生活の延長を留年によって手にするとかそういう話をするつもりではありません。
早稲田大学と本庄高等学院は知っての通り別の場所にあり、大学に通っているだけでは、本庄高等学院に触れることはほぼありません。
また、在学中は何もしなくても学院と自分との関係はとても深いものでありますが、卒業した後は、自分から積極的にならないと、全く学院に触れることはなくなってしまうでしょう。
それはとてもさみしいことだと、本庄高等学院で育った人なら思えるでしょう。
しかし、どんな形であれ学院に触れ続けることができれば、いつまでも学院生であれるのではないでしょうか。
私自身はいつまでも学院にかかわっていきたいと思っています。学生の間は、夏の野球應援や、秋の稲稜祭、そして同窓会に参加することで、学院生であり続けたいと思います。
しかし、そのどれにも参加しないような卒業生もたくさんいるでしょうし、その中には、もっと学院に触れたいと思っている人もたくさんいると思います。
そういった人たちにとって同窓会が学院との架け橋になれたら、とても素晴らしいことだと思います。
こうして書いてみると自分の言いたいことをうまく文章で表現できず、また少し偉そうな文章になってしまった印象です。
読みにくいものになってしまいましたが、もし次回、またリレーエッセイの機会をいただけたら、その時はもう少しまとまった話を書けたらと思います。
ありがとうございました。
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