2011年11月23日 (水)
【67】多様性を育んだホーム制度
寮と言えば,現在,私は会社の独身寮に入寮しています。
聞くところによると,独身寮は築40年を超えているとのことです。
1970年代の建物です。今の学院の校舎よりも古いです。
私は学院時代,入学時から卒業するまでずっとホーム生でした。
洋室ワンルーム,ベッド・収納スペース付き,風呂・トイレは共用と,3年間お世話になったホームと今住んでいる独身寮は妙に共通点が多く,入寮した際は「これ,ホームじゃん(笑)」と1人心の中でニヤけていました。
ちなみに,今の寮の部屋はこんな感じです。
ホームの部屋に似ていませんか??
そんな寮の部屋には,ホームのときから持ち続けているものがいくつかあります。
(1)数学の教科書
矢野健太郎・石原繁の教科書はお守りの如く本棚に置いてあります。
ちなみに,緑色の『微分積分』が理工学部の学生読書室(学読)に置かれているのを見かけたときは,学院で授業を受けられたことを誇らしく思ったものです。
(2)ギター
学院の音楽の演奏試験で何か楽器をやらねばということで,義理の叔父から借りてからすでに9年。実質,譲り受けた状態?
(3)Mr.Childrenのスコア集
学院時代にMr.Childrenのファンになり,また同じ時期にギターを始めたので,その勢いで購入したものです。当時はドラマ『オレンジデイズ』の主題歌『Sign』が最新曲で,これが最後のページに収録されています。
私が在学時は男子校だった学院。日曜日の夜に『オレンジデイズ』を観て,翌朝は『オレンジデイズ』のような甘酸っぱいキャンパスライフに憧れながら「山登り」をしたものです(笑)
(4)プリンタ
当時持っていたパソコンは一線を退きましたが,学院の卒論を印刷したプリンタは今も現役です。
ちなみに卒論の題目は『東武東上線の沿線開発とダイヤについて』で,担当は青木先生でした。
(5)鉄道模型
本物の鉄道車両を扱うようになったにも関わらず,今も昔も相変わらずです。
ちなみに,先頭の表示は「快速アーバン 上野」です。
* * * * *
こうして見てみると,勉強から趣味まで,学院時代からいろんなことをしてきたことに気付かされます。
ここまで幅広くいろんなことに取り組めたのは,ホームで寝起きをし,通学に時間を割かれることが無かったことが大きかったのではと思います。
また,ホームの環境によるところもあると思います。
僕が3年間お世話になったホーム高仁は周りに住宅が少なく,夜にギターを弾いて歌っても怒られませんでした。
(黙っていてくれただけかもしれませんが…。)
それぞれのホームにはそれぞれのカラーがあって,それがただでさえ多様性に富んでいる学院生を,更に多様性の富んだ集団に育んできたのだと思います。
それに対して,1ヶ所の,駅前の利便性の良い土地に,最新の設備に囲まれた生徒寮を建てて,そこで自宅外通学生が暮らすというのは,なかなか挑戦的だなと思います。
生徒寮がこれから学院の歴史に何を書き加えていくのか,とても興味深いです。
* * * * *
以上,冷蔵庫からホームには無かったビールを取り出し,
1人晩酌をしながら考えてしまった,秋の夜長でした。
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