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2012年5月30日 (水)

第3回ビジネス交流同好会 開催報告

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5月19日(土)午後4時30分から第3回ビジネス交流同好会が開催されました。
講義形式での会合としては2回目です。
第2回講義は、NHK国際放送局で中国語班のラジオディレクターとしてお勤めの犬飼俊介さん(13期)をお招きし、「Your eye on Asia   NHK国際放送と中国メディア戦国時代」というテーマで、ご講義いただきました。

講義では、まず、犬飼さんが中国に対して興味・関心を持つに至った、ご自身の留学時の経験談から始まりました。漢字文化等への親近感と日本の常識では推し量れない中国文化とのギャップに惹かれていく様子を、笑い(!?)を交えつつ語っていただきました。

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そして、NHKによる国際放送の意義、役割についてご説明いただきました。
歴史をたどれば、当初、プロパガンダ放送としてスタートしたことに驚くと共に、現在では、世界へ日本を売り込む貴重な媒体として新たな存在意義を求められていることが分かりました。

本題の中国メディアの現状では、中国の現在のエネルギーを象徴するようなエピソードが目白押しでした。
自国を海外に売り込むという国際放送の政治的側面を維持しながらも必ずビジネスにも結びつけようとする中国の商魂のたくましさ、人口の優位性を利用した積極的な人海戦術によるシェア確保、アフリカをターゲットにする独自戦略による存在感の演出等、中国メディアがCNN等の既存の世界的メディアを飲み込まんばかりの勢いを持っていることが、ひしひしと伝わってきました。

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また、犬飼さんが講義中に時折触れる(脱線?)、中国トリビアも会場の笑いを誘っていました。特に、中国のインターネット規制が「グレート・ファイアー・ウォール」と呼ばれているというくだりでは、ネーミングが中国らしいと会場の爆笑をさらっていました。

その後、会場を移動して懇親会が行われました。懇親会から参加された会員の方もいらっしゃって、活気あふれる懇親会となりました。1期から26期まで幅広い参加者が集い、世代は違えども、本庄高等学院という共通のバックボーンを持つ仲間として、世代を越えた、濃密な時間を過ごすことができたと思います。

次回も、会員の皆さんに興味関心を持って頂けるようなテーマを設定し、今回以上に活気のある講義、懇親会を行う予定です。
次回も是非ご期待下さい!!

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