2012年5月16日 (水)
【74】早大本庄あいうえお(さ行)
さ:「サンエブリー」。
山﨑製パングループが展開するコンビニエンスストア。本庄南大通店は学院と本庄駅のほぼ中間に位置することから帰宅時には高崎線乗車前の宅通生が群が
り、飢えと渇きをしのいでいた。学院生の胃袋をガッツリ掴 んでいたコンビニ。20世紀末に事業再編し「デイリーヤマザキ」にブランドを統一。夏場の夜
には本庄虫もよく群がっていた。
し:「新特急」。
JR高崎線で運行されていた「谷川」「あかぎ」などの特急電車。快速アーバンを上回る時短が可能。定期券とは別に特急券購入が必要だが、寝坊した宅通生にとっては「朝の命綱」と呼ばれた。
す:「スクールバス」。
今では本庄駅と学院とを結ぶエンジ色のスクールバスが運行されているが、当時は「コストがかかりすぎる」との理由で導入を見送られていた。夏場になるとプール・冷房とともに何処からともなく静かな陳情が起きていた。
せ:「セミナーハウス」。
1971年に建設された本庄キャンパス最初の大学施設。2002年に改築され、「本庄ドミトリー」として多国籍の留学生が居住する施設となった。セミナーハウ
ス時代の二階軽食室にはこの山唯一のアイス自販機が設置され、学院生はささやかなプチ贅沢(?)を愉しんだ。
せ:「制帽」。
制定はされていたが着用は義務付けられていなかったレアアイテム。特徴はあご紐が無いこと。どうやら旧制学院生が学徒出陣で召集された経緯から、再び軍帽として使用できないようにしたらしい。ひさし部分の縫製が特殊で、今や職人も皆無。入手困難な一品。
そ:「総合病院」。
本庄総合病院のこと。有事の学院生は取り敢えずココに搬送された。部活を逃げ出した学院生がクーラーの効いた待合室で居眠りしていると有無を言わさず胸部レントゲン撮影に連行されるとの伝説があった。この前財布から診察券が出てきてびっくりした。
語り尽くせないので、今回もこの辺りで。求む、追加。
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