2012年12月26日 (水)
寮の正式名称決定!
本庄高等学院生徒寮(仮称)の正式名称が決定しました。
命名の由来、経緯について、学院長から以下の文書が届きました。
2012年度から「早稲田大学本庄高等学院生徒寮(仮称)」として運用が開始された新しい男女生徒寮は、一日も早い正式名称の決定が待たれていた。そこで、寮委員会や教諭会の一任をとりつけた上で、12月7日の14:30に鎌田薫総長と面会、本職持参の三案から、総長はまず「苗」の語を核とする案をお選びになった。さらに「苗」に関する佳詞五つの中から「早苗」を選ばれ、ここに「早稲田大学本庄高等学院 早苗寮」の名が決定した。
本庄高等学院は、いわば早稲田大学の苗代であり、すくすくと育った苗(生徒たち)を、早稲田田圃(大学)へ田植え(進学)して、豊穣なる稔り(大成)を期すという意味が、この名前には籠められている。総長は三音節の言葉がよいとお考えになって、響きもよい「早苗」の語を選ばれたらしい。さらに「高田早苗の名前も通ずるしね」とおっしゃった瞬間、私ははたと膝を打った。高田早苗(1860~1938)は、早稲田四尊の筆頭(他は坪内逍遙・市島春城・天野為之)にして、大学の基礎を固め、初代学長・第三代総長となった人物であり、早稲田キャンパスの大隈重信立像に向かって右手横の木陰には、その座像が置かれている。
実に実によい名称が決まったものである。寮生諸君はこの素晴らしい名前を高く掲げ、早稲田の誇りをもって日々の生活を送るとともに、勉学に諸活動に勤しんで欲しい。
実は、三愚案の中に「萬夢志寮」の案を混ぜておいたのだが、総長に「卒業生が『私はマムシ出身です』と言うわけにもいかんだろ」と言われてぎゃふんとなった次第。しかし、マムシは本庄のジョーク・キャラクターとして最も相応しいと、今なお強く執着しているのではあるが…。
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■コメント
あけましておめでとうございます。
昨年は本庄学院ならびに同窓会では大変お世話になりました。
本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
さて,年を跨いでのコメントで失礼いたします。
「早稲田大学本庄高等学院生徒寮」が
仮称であったことを存知上げなかったため,
「早苗寮」と命名されたことを伺い,
驚きとともに喜びもありました。
「『学院生』に対して『生徒寮』だなんて…」
という想いがあったためです。
「早苗寮」命名の由来も納得です。
そして「萬夢志寮」…。
洒落ていて漢字の並びを見る限りでは
意味も素晴らしいと思いましたが,
総長は淡々と現実的な判断を下されましたね…。
最後になりましたが「早苗寮」の今後の発展をお祈り申し上げます。
投稿: 小塚俊吾 | 2013年1月 1日 (火) 12時28分
コメントありがとうございます。「早苗寮」の名称は、寮生はじめ学院生および教職員にも好評です。
この名称にちなみ、私は高田早苗の自筆短冊を本庄学院へ寄贈しました。早苗寮に飾ってもらうことになりました。
投稿: 兼築信行 | 2013年1月14日 (月) 17時12分